上州武尊山 ~念願の雪上テント泊~

上州武尊山へ、念願だった雪中のテント泊山行をしてきました。

兎に角、風が強く途中まで撤退ムードでしたが
風が比較的弱いテント適正地を見つけ、なんとかツエルトを張ることができました。

日程

2019年2月23日
川場スキー場ゲレンデトップ~武尊山と剣ヶ峰の間(テント泊)

2019年2月24日
テント場~上州武尊山~中ノ岳~上州武尊山~剣ヶ峰~川場スキー場


山域

群馬県 尾瀬 上州武尊山

山行ルート

1日目


2日目



川場スキー場のリフト券売り場にて、登山届と往復のリフト券を購入する。
悪天候により、厳しく入山を断られるも・・・「行ってみて考えますのノリで強行。

ボーダーさんに交じりゲレンデを闊歩
リフトを乗り継ぎながら標高を上げるほどに風が強くなり「これはテント張るのは無理・・・」とこの時点では思っていた。

そこからテントを張るポイントまでは、悪天候で写真を撮る余裕はありませんでした。

2.5m×1.5mほどのエリアの雪を掘り、周りに壁を作り
全体が平になるように踏み固める。

整地ができたら次はペグの設置。この日のためにMSR ブリザード ステイクを新たに導入。

離れた位置に、ブリザードステイクを埋めます。

約2.5時間の作業の末、完成!
テント完成後は天気は回復せず。シュラフに包まり体を休めているうちに日も暮れ、いつの間に夕食の時間に。

夕食は、豚肉と野菜と冷凍うどんと「鍋キューブ」を持ってきているはずだったのがが
鍋キューブを忘れたことにその時気づく。

翌朝のシーフードヌードルの"粉"と仲間が分けてくれた卵スープでなんとか、ある程度味の付いた鍋うどんが出来上がり体を温めた。
(Mさんありがとうございました!)

その後は風との闘い。
夜の間ずっと、ツエルトがバタつきうるさかったので耳栓をして一晩過ごした。

夜明け5時頃

寒さの中三脚を立て、撮影。

朝焼け
朝6時過ぎ、テントをデポし武尊山へ向けて出発です。
リフトはまだ動いていないので、だれもいないノートレースの山頂へ向け出発です。

朝日きたー

巨大なエビ~

重くもなく、硬くもなくアイゼン+ツボ足で突き進み放題です。

思い思いのルートで・・・


中ノ岳に到着

朝日を浴びて、看板についていた雪が解けて見やすくなっていました。

ジャーンプ!

武尊山と中ノ岳を十分に堪能し、その後テント場に戻ってきました。

昨日飲みそびれた、ビールを飲みながらテントの撤収作業をします。

撤収完了!!一晩お世話になりました。

Easton Gold 24″ / 62cmのペグを初導入。非常に重宝しました。

剣が峰の斜面。登ると怖さはないですがここから見るとすごいですね。

剣が峰の頂上。

川場スキー場へ戻ってきました。ボーダースキーヤーでいっぱいです。

下山後は、川場いこいの湯 / お風呂と定食セット(ラーメンとミニ丼)で確か1,000円という安さ。

ごちそうさまでした。

まとめ・反省点

久しぶりのテント泊&雪上でのテント泊となりました。
テント設営時は強風というほどでもありませんでしが、夜中・明け方は風が強く、それを体験できたことと「このくらいの風だったらいける」ということが分かったので、よい経験となりました。

反省点・要改善点としては、

  1. マットの固定方法の検討
  2. ツエルトの雪の吹込み防止柵
  3. 鍋キューブの忘れ

1.山と道 THREEには背面のボトムにアタッチメントループが付いており、スリーピングパットを取り付けられるのですが、細いゴム紐2本で止めているだけなので強風化ではたよりなく飛んでしまわないか心配しながら歩いていました。マットがなくなってしまっては雪山のテント泊では死活問題ですので何かプラスして固定できる方法を考える必要がありそうです。
山と道 公式サイトより参照


2.大前提の話、finetrackのツエルト2は雪山での使用を想定はされていないと思われるので、しかたがないのですが出入口の下の部分が空いており、そこから雪がふきこんでしまい朝、起きたときに帽子が雪まみれになってしまった。

3.鍋キューブを忘れたのはだたのドジです。(笑

以上。

コメント

このブログの人気の投稿

冬山登山用グローブ(手袋)の考察