雪山装備でのパッキング
雪山ならではの装備
雪山でのテント泊では夏山と比べて装備が増えます。冬山になると必要になるものがこれらかと思います。
(他にもあるとは思いますが、影響が大きいものだけをリストアップ)
- ショベル
- わかん・スノーシュー
- 厚めのマット
- ピッケル
- アイゼン
先日の天狗岳の雪上テント泊山行で概ね問題はなかったのでその記録です。
フロントについている山と道 Stuff Packの中にはアイゼンではなく、電車移動時用のサンダルが入っています。 |
パッキング
ショベル
まず、ショベルは山と道 Threeのフロントポケット(ZIPポケット)の中に入れてしまいます。ただし、ショベルの先が多少鋭くザックにダメージを懸念し
梱包用のクッション封筒がちょうどいい大きさのものがあったので
緩衝材として利用しました。
ショベルの杖の部分はサイドポケットに普通に突っ込みます。
ショベルは雪崩からの救出時にも使うために、なるべくすぐに使用できる位置に配置すべきかとは思いますが
それは次回からの課題ということで・・・。
ショベルは、マムートのALUGATOR LIGHT (重量 460g)を買いました。
モンベルのコンパクトスノーショベルでもよかったんですが、
若干80gほどこちらの方が軽いのと見た目のよさで・・・。
前回の本沢温泉では地面が硬くて使えず・・・。
フロントポケットにすっぽり入ります。 |
マット
はじめはフロントポケットの前にゴムで止めていたのですが、やはりゴムが細く固定力には劣りました。
電車の中で一度落としましたので、
2日目からは、ザック上部のストラップに括り付ける方式に変更しました。
100均のマットと山と道U.L.Pad15s+ / 黄色いものは100均のマジックテープタイプのバンド |
わかん・スノーシュー
わかん・スノーシューはサイドのストラップにつけました。(私の場合はスーパーカンジキですが・・・)
シュラフ&シュラフカバー
最後にシュラフですが、夏用シュラフと比べると冬用シュラフは嵩張り、ザックの半分くらいを占めてしまいます。
コンプレッションバッグには入れずに、ザックの底にシュラフカバーを被せた状態で
そのまま押し込みます。
そうすることによって、ザックの下半分が軽いシュラフになり
必然的に重いものが上半分になります。
シュラフカバーをかけたままザックに押し込むことにより、
テント設営後にわざわざシュラフをシュラフカバーにセットする手間を省けますし、
撤収時もシュラフカバーをたたむ必要もないし、ザックの底に押し込むだけなので非常に楽です。
しかも、万が一ザックの外部から水が入ったとしても、
ある程度シュラフカバーが保護してくれるという一石三鳥です。
自作のタイベックシートのシュラフカバー(約150g) / 手縫いで作りました。マジックテープで留められるようになっています。(赤い部分)/実践で粘着が弱くはがれてしまった・・・ |
畳むとこのくらいの大きさ |
サイドポケット
サイドポケットには100均の保温ケースに入れたペットボトル(水)と山専ボトルに入れたお湯または紅茶を左右それぞれに収納します。若干、甘めにした紅茶が休憩時には非常においしいです。
ストックとピッケル
ストックを使わないときはサイドポケットに手持ち側をつっこみつつ、サイドストラップで上部を留めます。ピッケルはボトムのストレッチコードを利用して固定します。
今後の課題
- ショベルをフロントポケットではなく、すぐに取り出しやすい位置にすること
- ヘルメットを追加した場合どこに格納するか
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