北海道、旭岳~十勝岳 4泊5日の縦走
夏季休暇を利用して北海道に行ってきました。
大雪山~十勝岳(旭岳、北海岳、忠別岳、化雲岳、トムラウシ山、コスマヌプリ、オプタテシケ山、十勝岳、上富良野岳)
難なく北海道の初百名山ゲット。そして北海道で一番高い場所です。
もう北海道は制したものですね!(大嘘)
旭岳から裏旭キャンプ指定地までは、すぐです。
残雪(雪渓)が見えてきて、周りにはお花・お花・お花・・・
裏旭キャンプ指定地は、トイレがありません。
運よく"大"の方は催さなかったのですが、本当は携帯トイレを持参しなくてはいけない山域なんです。
という感じで1日目が終了。
裏旭キャンプ指定地で会話をさせてもらったパーティーの方と途中、追い付きその時にも会話させてもらったのですが、「今日は忠別に泊まります。」「では、同じですね~」なんて会話していたので、心配されるのも気がかりなので、すれ違った忠別避難小屋に泊まる方に、私がもっと先に行く旨、伝言をお願いしてしまいました。
ヒサゴ沼避難小屋の手前、道を誤って15分程度無駄な藪漕ぎをして体力を無駄に消費しましたが
無事、ヒサゴ沼避難小屋に到着。
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旭岳石室 |
日程
2017年8月1日~8月5日山域
北海道大雪山~十勝岳(旭岳、北海岳、忠別岳、化雲岳、トムラウシ山、コスマヌプリ、オプタテシケ山、十勝岳、上富良野岳)
山行ルート
- 1日目
- 山行
- 2時間37分
- 休憩
- 8分
- 合計
- 2時間45分
- 2日目
- 山行
- 10時間4分
- 休憩
- 8分
- 合計
- 10時間12分
- 3日目
- 山行
- 11時間24分
- 休憩
- 15分
- 合計
- 11時間39分
- 4日目
- 山行
- 5時間15分
- 休憩
- 1時間13分
- 合計
- 6時間28分
- 5日目
- 山行
- 6時間19分
- 休憩
- 2時間3分
- 合計
- 8時間22分
序説
今年の夏季休暇では、何年かぶりの長期縦走を考えていました。
第一候補としては、昨年おじゃんになってしまった飯豊縦走ですが、
1週間前の天気予報で見る間に、悪化したので急遽別エリアの検討をし始めて
本州はどこも曇りか、雨の予報。
九州と北海道は晴天とまではいかないけれど、概ねよさそう・・・
九州の方が予報としては良かったが、標高も低いし暑そう。
飛行機代もどちらもあまり変わらず(高いけど!)、、、ということで思い切って北海道に行くことにしました。
航空運賃は往復¥47,080円でした。 ※新宿~北アルプスの往復バス約3回分か・・・・
ルートはヤマレコ等で調べると
旭岳ロープウェイから入山して十勝岳までを3泊とか4泊で行っている人が多かったので
あまり詳細は詰めずに予備日を1日設けて、3泊想定で食料計画をしました。
その日行けるところまで行く。これぞソロ登山のメリットです。
ただし、これが後々、ホテル代の無駄につながるわけです。
北海道登山でのポイント
・飲み水の確保(雪渓が残っているかどうか。)
・エキノコックスの問題(浄水器を使う、煮沸する)
・火気燃料の確保(航空機にガスカートリッジや燃料用のアルコールの持ち込みが不可なので現地調達するしかない)
・気温が本州よりどれだけ低いか不明。
1日目:羽田空港~旭川空港~旭岳ロープウェイ~裏旭キャンプ指定地
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前日の夜に羽田空港のベンチで一泊し、朝イチの便で旭川空港へ |
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運よく窓側をゲット。がしかし眠いけどあまり眠れず |
航空機には火器燃料は持ち込み禁止(預入荷物・手荷物どちらも)ですので、ガス缶にしろ、アルコール燃料にしろ現地で調達せねばなりません。
旭川駅周辺にいくつかドラッグストアがあることを調べていたので、少なくても1店舗くらいは燃料用アルコールを置いているのではないかと思っていたのですが、ありませんでした!
仕方なく、タクシーを捕まえて1駅となりのイオンモール旭川西まで行き、SOTOのマイクロレギュレーターストーブ SOD-300Sを購入。(ガスストーブを売っている電話で確認済み)
大雪山行きのバスの出発時間があるので、タクシーの運転手さんにも少し飛ばしてもらいました・・・。
あと30秒遅れていたら間に合わなかったくらいギリギリのタイミングでバスに乗り込めました。 今思えば、旅の始まりが一番の難所だったかも。
無事、大雪山ロープウェイにつき身なりを整えました。平日なこともあり人は少なめ。
旭川駅周辺にいくつかドラッグストアがあることを調べていたので、少なくても1店舗くらいは燃料用アルコールを置いているのではないかと思っていたのですが、ありませんでした!
仕方なく、タクシーを捕まえて1駅となりのイオンモール旭川西まで行き、SOTOのマイクロレギュレーターストーブ SOD-300Sを購入。(ガスストーブを売っている電話で確認済み)
大雪山行きのバスの出発時間があるので、タクシーの運転手さんにも少し飛ばしてもらいました・・・。
あと30秒遅れていたら間に合わなかったくらいギリギリのタイミングでバスに乗り込めました。 今思えば、旅の始まりが一番の難所だったかも。
無事、大雪山ロープウェイにつき身なりを整えました。平日なこともあり人は少なめ。
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大雪山旭岳ロープウェイにバスで到着し、まずは腹ごしらえ。 |
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観光客のみなさんと登山者を載せていざ出発 |
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ほどなく姿見駅に到着 |
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すぐに旭岳石室に到着。夏雲が迫力ありますね。雷が心配ではあります。 |
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途中まで、中国系の2人の小さいお子様を連れた家族と並走しながら旭岳に到着。 |
もう北海道は制したものですね!(大嘘)
旭岳から裏旭キャンプ指定地までは、すぐです。
残雪(雪渓)が見えてきて、周りにはお花・お花・お花・・・
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なんでしょう? |
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なんでしょう?(2回目) |
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テント場についたのは、15時くらいでしたが誰もいません。 |
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ようやく1パーティー来ましたが、この日は結局私を含め2パーティーだけでした。 |
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暇なので、お花ばっかり撮っていました。 |
運よく"大"の方は催さなかったのですが、本当は携帯トイレを持参しなくてはいけない山域なんです。
という感じで1日目が終了。
2日目 : 裏旭キャンプ指定地~ヒサゴ沼避難小屋
2日目は忠別岳避難小屋に泊まるつもりでしたが、お昼には到着してしまったので予定を変更してヒサゴ沼避難小屋まで行きました。裏旭キャンプ指定地で会話をさせてもらったパーティーの方と途中、追い付きその時にも会話させてもらったのですが、「今日は忠別に泊まります。」「では、同じですね~」なんて会話していたので、心配されるのも気がかりなので、すれ違った忠別避難小屋に泊まる方に、私がもっと先に行く旨、伝言をお願いしてしまいました。
ヒサゴ沼避難小屋の手前、道を誤って15分程度無駄な藪漕ぎをして体力を無駄に消費しましたが
無事、ヒサゴ沼避難小屋に到着。
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裏旭キャンプ指定地。早朝。今日は晴れそうです! |
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大雪山。御鉢。でかい御鉢でした。 |
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北海岳。独り占め |
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白雲岳はスルーして、忠別岳に向かいいます |
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白雲岳避難小屋。管理人さんに雪渓の残り具合等、情報を聞かせてもらいました。 |
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高原沼には行きませんが、出ました・・・ヒグマの看板。 |
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なんの綿毛?チングルマではない?? |
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化雲岳に寄ってから、ヒサゴ沼に向かいます。 |
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化雲岳 / まさに雲に化けて展望ゼロでした。 |
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ヒサゴ沼に付きました。 |
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結構年季の入ったヒサゴ沼避難小屋。一階はほぼ満席。二階は私を含め3名のみ。広々でした。 |
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綺麗な雪渓の水を取るには、この雪渓を渡る必要があります。誤って滑ると・・・ポチャンです。 |
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翌日朝のために雪渓を視察。トムラウシ方面に行くにはこの雪渓を登った方が早いのですが、、、 |
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